一湖房の黒豆

いつも一湖房の商品をお買い求め頂きありがとうございます。皆様は、いかがお過ごしでしょうか。今回は、一湖房の黒豆について書かせて頂きます。

一湖房では、この季節にお節商品として黒豆や栗きんとん、にしんの昆布巻きたづくりを作っています。今年は、そのお節商品をお正月だけでなく冬においしいお惣菜として作ろう！と少し進化させました。今年の黒豆は少し香ばしくコクのある甘みに仕上げております。ただ甘過ぎることはありません。上品な甘さになっております。豆の旨味と口の中で広がる香ばしさを楽しんで頂ければと思います。今年、お節商品を進化させようとなったきっかけは、世代が代わってもお節料理は受け継がれるのだろうかというところからはじまりました。お節料理に入っている食材には、それぞれ意味があります。黒豆・・・マメに働けますように、マメに暮せますようにと健康を祈って栗きんとん・・・きんとん（金団）と書くことから金運を祈って。昆布巻き・・・「喜ぶ」といった縁起ものとして。たづくり・・・小魚を田畑の肥料に使われていたことから「田作り」と書き豊作を願って。私も、この仕事をしていなければおそらくそういった意味を知らずにただ、母が出してくれるお節を食べていたでしょう。「おいしいお惣菜として」というのは、私たちにとってはもちろんのことですが、少しそういったことも伝えていければと思い書かせて頂きました。今年、当社の黒豆や栗きんとんなどを召し上がって頂ける際みなさまからも少し次の世代にお伝えして頂ければ幸いに思います。【一湖房のクリスマスツリー】先日のブログで、今年の１２月は日・祝日もお店を開けさせて頂くことをお伝えしました。今年はお店にたくさんのお客様がきて頂けることを願いクリスマスツリーを飾ってみました。