春 限定で、私達のおばあちゃんが作っていた田舎風の『ちらし寿司の素』が登場いたします。「桃の節句」には、とれたての若鮎の佃煮と共に、隣近所や親戚中に配ったものです。ご飯にさっと、まぜていただくだけで、簡単で美味しい、ちらし寿司が完成いたします。一湖房が作るちらし寿司なので具材に合鴨肉を隠し味程度に入れてコクを出しているのもポイントです。また、ちりめんじゃこが味にインパクトを与えています。 春のお野菜をトッピングしたり、天ぷらやおすましなどとご一緒に、春を楽しんでくださいね。
具材(写真左)、すし酢(写真中上)、椎茸甘煮(写真中下)、紅ショウガ(写真右)をご用意しました。具材にはたっぷりの「ちりめんじゃこ」と、「合鴨肉」を隠し味程度に入れて、コクを出しています。
まずは2合の炊きたてご飯に、すし酢を全体にまわしかけます。ここですぐに米を混ぜるのではなく、米にすし酢が浸透する時間、ほんの5秒くらいでいいので待ってから混ぜ合わせます。
ご飯を混ぜるときはしゃもじを大きく動かし、米を切るように混ぜ合わせていきます。ごはんがつぶれないように、全体が寿司酢をまとって、つややかに輝くまで手早く合わせます。 少し、お米の表面の水分がなくなるぐらいが目安です。
人参、筍、ふき、合鴨肉、油揚、かんぴょう、高野豆腐、椎茸、じゃこなどを細かく刻み、やさしく味付けした具材を、すし飯にまぜあわせていきます。こちらもだまにならないように手早くあわせてください。
出来上がった、すし飯に椎茸の甘煮、紅生姜をのせていきます。お好みで、錦糸卵や、食感のよい絹さや、香りのよい木の芽などをトッピングしてお召し上がりください。
滋賀県長浜市生まれ。うつわ中心のギャラリー季の雲の経営・企画のかたわら自ら陶器を作り、今は中国茶にも興味を持ち、うつわとお茶によって日本と海外との文化交流のために役立ちたいと活動中。